2026/01/03 20:28
30代、40代になってから、
「特別なことはしていないのに、なぜか疲れる」
そんな感覚が増えていませんか。
昔は忙しくても、
しっかり寝れば翌朝には戻っていた。
少し無理をしても、週末がくればリセットできていた。
それがいつからか、寝ても疲れが残る。
何もしていない日でも体が重い。
気づけば、「疲れている状態」が日常になっている。
この疲れ方、単に体力が落ちたから、という話だけではないんです。
実は、年齢とともに変わるのは「疲れやすさ」だけでなく
「回復する力」そのもの。
体は休んでいるつもりでも、頭や神経はずっと働き続けている。
考え事が止まらない。
気づかないうちに、緊張が抜けない。
すると、体は止まっているのに、
回復のスイッチが入らない状態になります。
これが、「何もしていないのに疲れる」感覚の正体です。
疲れというと動きすぎ、頑張りすぎを思い浮かべがちですが、
多くの場合これは「休めていない疲れ」。
体力の問題というより、
オンとオフの切り替えがうまくいっていない状態とも言えます。
だから、
さらに長く寝ようとしたり、
気合で乗り切ろうとしても、
なかなかスッキリしない。
大切なのは、たくさん休むことより、ちゃんとオフに入れること。
「何もしない時間」を増やすというより、頭と神経が力を抜くきっかけを用意する。
たとえば、仕事が終わったあとに、
一度だけ深く息を吐く時間をつくる。
スマホを見ずに、ぼーっとする数分を挟んでみる。
それだけでも体は、「ここから休んでいい」と感じやすくなります。
30代、40代の疲れは、怠けているサインでも、
限界を超えたサインでもありません。
これまで頑張ってきた体が、
「回復の仕方を少し変えてほしい」と静かに伝えているだけ。
次回は、この「回復できない疲れ」と深くつながっている
睡眠の質について。
寝ているのに戻らない夜に、体の中で何が起きているのか。
もう少し丁寧に見ていきます。