ツボクサエキスは、アーユルヴェーダの世界では「若々しさを保つハーブ」として知られる植物、ツボクサ（Centella Asiatica）から抽出されたエキスです。別名「ゴツコラ」とも呼ばれ、インドやスリランカでは、心身のバランスを整える植物として長く親しまれてきました。

たとえば、長年風雨にさらされた木の幹が、ある日、緑の新芽を出すような力。ツボクサにはそんな“すこやかな巡り”を感じさせるチカラがあると言われています。

このエキスに含まれるアシアチコシドやマデカシン酸などの成分は、肌のうるおいを保ち、乾燥や外的刺激による肌荒れを防ぐサポートをします。そのため、最近ではスキンケア製品に配合されることが多く、健やかな印象の肌づくりを目指す方に注目されています。

韓国では“シカクリーム”という名で広く知られています。「シカ」はツボクサの学名Centella Asiaticaから取られた言葉。マスク生活で敏感になりがちな肌や、乾燥ダメージのケアに取り入れる人も増えています。

肌に寄り添い、自分本来のうるおいを保つサポートをしてくれる植物エキス。

ツボクサエキスは、そんな穏やかで頼もしい存在です。